一概にSEO対策といっても、色んな対策があってそれが必ず正しい、とは言いがたい。
アップデートによってそれまで一般的だった対策も意味をなさなくなることもよくある。(ワードサラダ事件、パンダアップデートなどなど)
キーワードぐっちょり詰め込むっていうのはかなり昔に流行った手法で、当事者でもあります。
それがNO!と言われだしてからまた手法をかえたり、今では結局何が正解なのかいまいちわかってないです。
・ページランクの高い被リンク。
・正しいHTML構文
・キーワードの選定
・タイトルやディスクリプションが何文字以内で、hタグにキーワード云々、
ページランクをあげることが重要だったり外部リンクの数が・・・
隠しリンクはダメだとかキーワード使用率が何%って・・・
ほんとにそれ、正しいノ?って
結局は 「分からない」
確実にわかってることは・・・
<meta name="robots" content="noindex nofollow">としたらほとんど検索にひっかからない!
他は自分が関わってるサイトで感じてることですが、
ページランクが高いのに、より低い競合サイトに競り負けているサイトが有る。
ぐっちゃぐちゃなHTMLでも、div厨なサイトでもぜんぜん上に行くよ!
ディスクリプションがなかったり、h1しかない場合でも1位のサイトもあった。
有料リンクはNoとGoogleが言ってるのに、ディレクトリサービスはOK? など。。
Yahooは良いがe町はダメとか。
理論に基づいているようにみえて、まだまだ人為的なものが見える気がします。
検索上位の誘惑。
営業「SEO対策をやりましょう」
「SEO対策って何?」
営「検索エンジンで1位に表示させることです!!」
「そんなことできるの?」
営「はい!まずはキーワードを設定しましょう!!」
SEOの営業ってこういう流れじゃないかなーと思うんです。
(とっても独断ですが)
「SEO対策=検索1位」
この言葉の誘惑は意外と大きく人を動かします。
検索上位に表示されることへの誘惑がもわんもわんと沸き上がってきます。
SEO対策をする
↓
Yahoo!やGoogleで1位に表示される
↓
たくさんの人が見る
↓
たくさん訪問される = 注文イパーイ!
大体あってます。
マーケティング的な「理想」は。
でも世の中そう上手くいくかなー!
いっかねーだろうなー!わかんねーだろーなー!
Search Engine Optimization
SEO ……
日本語訳すると 検索エンジン最適化
検索エンジン最適化対策
間違ってはないんですが、なんかこう、喉に詰まる感じがします。
上位ページ = 表示回数&アクセス数アップ
という図式は間違っていないと思います。
私も表示1~3位のページはよくクリックしますので。。。
表示ページ下位だから悪いのか
というと、実はそうでもありません。
ビッグキーワードなんかは東京やらの大手さんが占めることが多いのですが、
例えば 旅行
と検索して表示されるものが
じゃらんや楽天トラベル、HISなど。
でも見たいのはもっと中のほう。
そしてキーワードを絞っていきます。
名古屋 旅行
名古屋 旅館 家族風呂
それぞれのウェブサイトにあったキーワードを設定することは、狙った顧客を呼び込むためにとても有効なことですが、
ただしそれのみに限ってはいけません。
ウェブサイトとはキーワードも含めてソレ以外の情報もあるべきものです。
「べき」とか言う言葉は個人的にあまり好きではないのですが。。。
キーワードのみを羅列した場合
SEO対策ってキーワードだけ気にしていればいいでしょ?
という考えの人がたまにいますが、違います。
キーワードという考え方はSEOの一部であって、全てではありません。
例えば「名古屋の旅宿」とかいうサイトを作ったとして、挨拶文も無し、宿の住所もなし、アクセス方法も電話番号もなし。ホームページには「名古屋 名古屋旅 名古屋旅館 旅 宿 etc..」とキーワードのみが羅列されている。
「名古屋 旅」と検索した人に対して1位表示されたその「名古屋の旅宿」というページにアクセスしたとして、
そこのホームページで何か得られるものがあるでしょか?
容易に想像出来ると思いますが、
その人はすぐブラウザの「戻る」ボタンを押すかページを閉じてしまうでしょう。
こういった手法は「ワードサラダ」といって一昔前に流行ったSEOスパムです。
今ではほぼペナルティの対象になるでしょう。
おっと話が反れました。
下位ページだからといって悲観することはないですよってことをいいたかったのに、
SEOに関しては色々と紆余曲折してしまうようです。。。
例えばこういうことはないですか
地域名 おいしいパン屋
と検索して、1ページ目に出てこなくて
2ページ目、3ページ目と見ていくことはないですか?
私の場合は必要な情報がないときは、1ページ目だけでキーワードを変えることはあまりしません。
wordpress ページが真っ白になった
など、wordprses関連の知識は特に、
ずいずいっと下位ページや期間の指定で絞り込んでいくことがよくあります。
下位ページを見る人は優良顧客の率高し
1ページ目で表示されるメリットといえば、PV数、訪問数が増えること。でしょうか。
そこに「=購入客」がいるとは限らないです。
今携わっているサイトで、日のアクセスが6000を越えるWebサイトがあります。
去年は5000いかないくらいでした。
手を加えるにつれて、徐々にアクセスは伸びていき……
同時に直帰率も増えていきました。
人が増えれば購入客も増える。
当たり前の現象ですが、同時に「買わない客」も倍加します。
PVが増えることが必ずしも正しくはありません。
そこが隠れて気付きにくいだけです。
では離脱率を下げるためには
先ほども申しましたが、より確実な情報を求めている人達にとっては、下位のページを見ることは何とも思わない作業でしょう。
1ページ目表示されたからいい、1位だからいい、そんな幻想は今すぐ捨てましょう。
・下位のページをきちんと作り込む。
・コンテンツを充実させる。
・キーワードはカニバってもニッチでも構わない。
基本的なことですが、これらを行うだけで全然離脱率は変わってきます。
もちろんSEOなので、リスティングなどに比べたら成果が出るまで多少時間がかかりますが…。
ペナルティとは?
文中にありました、「ペナルティを受ける」ということに関してですが、
まずGoogleインデックスから削除されます。
これは単純に検索でヒットしなくなる、ということです。
もちろんページそのものが無くなることはないので、URLを直接叩いたり、GoogleやYahoo!と関係の無い「独自検索エンジン」を利用しているところなら出てきます。
それでも日本での検索のシェアの大半はほぼGoogle、Yahoo!になりますのでかなりの痛手。
ペナルティを解除するには、WEBマスターツールに届くメールに従って所定の手続きをとらないといけないようです。
私はやったことないのですが、非常に、非常にめんどくさいらしいです。
実店舗で言うところの営業停止処分、みたいなものでしょうか。
なのでペナルティ前提の対策はやめましょう。
SEO対策ではホワイトとかグレーとかブラックとかいう表現があります。
ありますが、
グレーとかブラックは大抵ブラックです。
グレーだから、という甘い表現に惑わされてると足下救われますヨ…。
SEOに関しては色々と言い切れない言いたいことがやまほどあるのですが、
まとめきれてないでここまで!